夢みる惑星

カルチャーをむさぼりながら空想で生きてる

70年代の風景を見る ちゃんぽん食べたか!

 
 
こんにちは〜!
ソシがついにカムバックしましたね(≧∇≦)PARTY!
そのことについても追い追い触れていきたいところなんですが、、
 
わたしはいまどうしようもなく、書きたいことがあります。
それは、NHK土曜ドラマ 【ちゃんぽん食べたか】について!!!!
も〜〜〜〜う、このドラマがたまらんでして。もう全9話中6まで進んでるんですけど(笑)見てない人見てください。検索したら出るのかな?(違法)DVD化を願います、、、(笑)
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さだまさしさんの自伝小説、ちゃんぽん食べたかっ!のドラマ化で、昭和40年代=70年代のさだまさしさんの高校、大学時代を切り取った青春物語で、取り囲む音楽、風景、共に楽しめるドラマです。
主演は、菅田将暉さん。格好良いし、お芝居上手だし、ファッションにセンスしか感じないのでしゃべくり見てからもっぱらのファンです。ブログ見てます。
 
 
 
ネタバレになってしまうかもしれないので、見たくない人は見ないでくださいね!!!
 
 
何が良いって、ドタバタ青春モノって感じではなくて、のんびりのほほんとしてて、それが妙にリアルなんです!見ていて楽しくて、悲しくて、あ〜そうそう!ってなる。リアルな青春モノが好きな人(わたし)が大好物なやつです。
安っぽい青春じゃないやつです。
 
ゆったり流れる時間に、主人公の葛藤。まあ主人公の雅志からしたら、流れる時間はあまりに早くて焦っているんですけど。
気になる女の子、優しい友人と、ハチャメチャなことに巻き込んでくれる友人と、刺激をくれる新しい友人と、そして家族。
 
もう、わたしにとってもピンポイントの学生時代が描かれていて、見ているだけで胸が熱くなります。
 
雅志はヴァイオリンをするために家族から応援されて、長崎から東京に上京しています。
学校の中では、ヴァイオリンいいなぁ凄いなぁってたまに一目置かれたりしてて。
で、曲が作れるってことでバンドを組んだりもするんですが、そこで”音楽を楽しむ”って感覚を初めて知るんですよ。雅志の母は、雅志を有名なヴァイオリニストにして、2人で海外を講演会しながら飛び回るのが夢だと雅志に語り、雅志の生活にヴァイオリンがあることは当たり前で、ヴァイオリンの練習を頑張ることは当たり前のことでした。
 
自分から音楽を選んで、バンドを組んでいる人とヴァイオリニストにさせるという母の夢を叶えるために頑張ってやってきた自分を比べて、違和感を感じるんです。
 
 
そこで、実際に同い年で活躍しているヴァイオリ二ストを見て、唖然とするんです。天才はいる。(もうここも痛いほどわかる)
 
ヴァイオリンは上手くならない。自分はヴァイオリンをやりたいと思ってやっているのか。
「ここら辺でやめておいた方がいいのか」
 
 
そこの心の葛藤がまさに思春期ですよね。高校生がこれからのことを決める進路選択って、自分の生き方を初めて選択することだと思うんです。
 
そこで、雅志の友人である菊田(この人の演技がたまらなく良い!)が「まだ自分の将来を決めたくないな」って言うんです。
 
 
あ〜〜〜〜そう!そうそう!!
わたしまだ決めたくなかったんですよ。(笑)
雅志は芸大は諦めて、大学進学を志したのに対し、
 
わたしは最初は大学かな〜なんて考えてたんですけど、嫌だ!大学に行って学びたいことが一つもない!サラリーマンになりたくない!って考えて、学びたいことであった服飾の専門学校にしました。
家族は大学に行かせたかったようで、反対こそしないものの、ガッカリさせただろうし、専門学校を大学に行けない人が行くところっていう考えが多少なりともあったと思います。口では、好きなことしなさいって言ってくれましたけど。好きなものはそれはそれで、やめておいた方がいいんじゃないか。本格的に学んだところで、何か残るのかな。とか思いましたもん。
 
 
それに、いま大学の友達の話聞くと、あ〜大学も良かったかもな〜とも思いますし。(笑)
まあ、考えれば考えるほど、今の進路は自分に合ってると思います。
 
 
 
そこが妙に雅志とリンクしているように感じました。親の期待に添う通りに生きたい。でも、それが自分の意思なのかと悶々としちゃうんですよね。
親の期待を押し付けがましく感じるけど、取っ払うのは申し訳なくて、でもこれでいいのか〜!!!って。
あぁ!この感じ!言葉にするの難しい!6話見てください(笑)
 
雅志もわたしも、私の意見を尊重してくれる家族や人に恵まれてるのかな。ああ、有難いな。挫折しても受け止めてくれて、見守ってくれるんだもんな。ここには書いてませんが、担任の先生や、ヴァイオリン教室の先生もこれまた良い大人です。
 
本当に6話見て、親の気持ちも描写されてて凄い救われました。こんな子供のこと、全部丸ごと受け止めて包んでくれるんですもんね。わたし、お母さんみたいな偉大な人になれるのかな。自分の子供、わたしみたいにのびのびさせた環境で育ててあげたいな。
母が雅志にかけた夢は叶わずじまいだったけど、1人東京で暮らした息子が高校を卒業したことが嬉しいんだって。ただ健康で元気でいてくれればそれが嬉しいんだって。あーーー涙が出てくる。
親の気持ちは子供には本当に上手く伝えられないので、見てください。(笑)でも、胸に応えるものがあると思います。
 
 
心の描写もさることながら、70年代の世界観への作り込みがすごい!ということも伝えたいです。
 
昭和の街並みと人とファッション!
わたしは知らないから、すべて新しく見えるけど、その時代を生きた人にはやっぱり、懐かしく思うのかな。
 
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旧車は可愛いし、10円入れた公衆電話で言いたいことだけ伝えた電話も素敵。
 
学校も今より先生からの圧は強いのに、どこか自由でのびのびしてて羨ましかったです。意見を述べる人がたくさんいて、、、なんていうか、とにかく周りを気にして尻込みしちゃうような人がいない?そんな感じがしました。ドラマだから脚色されてるだろうけど、あれが普通だとしたら昭和の人がいまの学校の通ってみたらびっくりすると思う。(笑)
 
そして、ファッション!!!!
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ヒッピー嫌いなのでベルボトムパンツは好きになれないけど(笑)
やっぱりこのシャツインの野暮ったさが可愛い。いまは70年代リバイバルを業界はしかけてるし、オーバーオールが似合う男の子は可愛い。
二枚目の右の人の役が割と好きです(笑)魅力的。
四人で河原でバンド練習してるときの、樫山のジャケット?が可愛かったんですが、その写真がないと思いましたが、最初に使ったこの写真と多分同じもの。見にくいですが、茶色いやつ。秋こういうの買おうと思います。
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いいなぁって思うのが、会話で、主人公の雅志が「そうか…」と言ってそのシーンが終わることが多いところ。(笑)
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自分の意見をちゃんと考えてるけど、口に出さずに噛み締めてる感じ?の描写が多くて。
こういう優しい子、いるよねってなる。決して強いとかそういうわけじゃなくて優しい子。わたし、こういう人になりたい。
 
 
 
ちなみにちゃんぽん食べたかは疑問ではなくて、長崎弁でちゃんぽん食べたいという意味だそうです。
画像は全て拾い画です。肖像権はNHKです!
 
登場人物が一人残らず素敵で、とても良いドラマです!土曜日なので是非!今日からは大学生編ですよ〜!
 
 
 

MANEKIN

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