『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』でミニシアターデビューをしよう!
こんにちは!
この出だしの韓国エンタメ話題も恒例になりつつありますが、ジェシカさんの公式脱退・・・。あ〜〜〜ん、でもあのSMにあの公式文を出させたジェシカさんは、流石です。
Party活動期、少なくとも感じた少女時代におけるジェシカという存在の大きさよ…。(実際に音楽番組のパフォも数える種類しか見ていない)
ジェシカがいたら、あの曲はなかった、もしくはあの曲も違う聞こえ方がしたのではないかと思ってしまいます。
Partyが嫌いではないのけれど、いままで積み重ねてきた曲の深みというか、そういうものが感じられないと思ってしまうんです。日本曲girls&peaceの時に感じた悔しさがよみがえる。コレジャナイ感。他の曲は少女時代じゃなきゃできない。そう思えたのに、Partyは少女時代じゃなくても良くない?と思えてしまうんです。
まあ、この曲を他のグループがやってもこうはならないと思いますがね。女王の貫禄がありますから。(誇らしげ)
しかもPartyの記事絶賛執筆中だし(結局好き)(今更感)
そこで、ああジェシカさんって少女時代らしさを作っていく上で、ほかのチームとの差を表す存在だったのだなぁ、と。まあ、これはどのメンバーにも言えることですが。韓国アイドルの中でも唯一無二の存在だったと思います。
まあ、今更何を言っても仕方がないし、この語り何度目だって感じですよね(笑)まだジェシカを思い出してしまういまのソシの姿、次曲に期待を馳せて。
ソルリたんも・・・。
さて、本題です!(笑)
タイトル見て、記事開いてジェシカの話を延々とされても…とポカーンな人、置いてけぼりにしてごめんなさい。
先日、新宿シネマカリテというミニシアターで『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』という映画を観てきました。
イギリスはスコットランドの田舎町を舞台にしたミュージカル映画です。
ミュージカル映画といっても軽やかな雰囲気というよりは、危うくて脆そうな大切にしたくなる雰囲気?若者3人の青春映画です。
ミュージカル映画が苦手な方でも見れるんじゃないかな?
歌のセンスもいいし、衣装のセンスもいいし、映像のセンスもあるし、恋もあるし…。
ネタバレしないように紹介していけたらな〜と思います。
ストーリー
まず、わたし恥ずかしいことにイギリスが4つの国家の集まりってことを知らなくて・・・。(笑)これはイングランドではなく、スコットランドのお話です。
コンセプト?で可愛らしいなぁと思ったのが
《ボーイ&ガール・ミーツ・ミュージック》
真ん中の女の子が主人公のイヴ!
この写真、赤リップじゃなくて残念。この子は猛烈に赤リップが似合う女の子なのに。
イヴはちょっと脆くて、孤独を感じやすい女の子。(メンヘラとかいう簡単な言葉で片付けちゃダメ)でも、可愛くて、ミステリアスで、人を惹きつけちゃう魅力的な女の子。
左の男の子は、ジェームズ。文学少年って感じで、理屈っぽい?感じ。けど、自分に芯がちゃんとあって、なんというか意思がある。音楽にすごい詳しくて、こだわりが強そうな感じ。
右のキャシーは、無垢な女の子で見ててすごいピュアな気持ちになれる!ハツラツとしてて、自分の言いたい事をぽんっ!と言える。イヴとジェームズにとって可愛い年下の女の子。
この3人が音楽を通して、いろいろ前に進んだり、後退したりの青春ムービー。
言葉にできないようなむずがゆい心の葛藤があって。
このジェームズ役のオリーは俳優でもあり、Years&Yearsというバンドのボーカリストでもある!
音楽
ポップミュージックをするバンドを組む話なんですが、ところどころ音楽の小ネタがあるところが素敵。
ザ・スミスのTシャツが出てきたり、女の子はみんなボウイを好きになるよね、とかいう会話が出たり。
音楽センスが爆発してるこの映画ですが、というのもベルアンドセバスチャンのスチュアート・マードックが監督をしています。(名前しか知らなかった)
ウィキると、ベルアンドセバスチャンの出身地はこの映画の舞台・スコットランドのグラスゴーなんですね。きっと彼自身の思いも詰まった物語でもあるのでしょう。
へぇ〜〜〜。ベルセバ、ベルセバと名前はよく聞くのですが、あまり聞いたことはなかったんです。ユーチューブでいろいろ手探りに聞いてますが、映画での印象もあったように、爽やかで心にすーっと入ってくるまさに"良い音楽"を聞いている気分になります。それにPVが素敵。
検索したら見つけたのでこちらもよかったら。ベルセバ曲のトップ10記事!
それにしても海外の演者さんって歌える人が多いですよね。イヴの歌声がキュートだった。
あと、のびのび歌うイヴとキャシーを見るジェームズの顔がたまらなく好きでしたね!
ファッションと映像
ファッションが本当にキュートだったんです。
ちょっとヴィンテージっぽくて。なんかアホっぽい感想だけどイギリスっぽい。(笑)
1枚目の画像を観てから、絶対秋に黒いベレーを買うぞ!と思っていたのに、映画で印象に残ったのはクラシックなボーラーハット・・・。結局決めれずどっちも買っちゃいそう(笑)ボーラーハットを被ったイヴの大好きなシーンがあるのに、そのシーンの画像は検索しても見つからない。悔しい。
確かCA4LAでコラボベレー売ってますよ♡
ジェームズ、オシャレだったなぁ!
白のアランニット、襟でわかるフレッドペリー!
アランニットはイヴに着せて、堂々現れるフレッドペリーのポロ!モッズコート!
60~70年代のお洒落ボーイの着こなしですよ。ところどころ女の子二人もテキスタイルが可愛いワンピースを着ています。色合いもなんかノスタルジー。
50年代のシーンもあるよ!可愛かった!
そして、映像が本当にPVみたいなんです。
映像に関してはからっきしですが、なんか構図がお洒落でキャッチー!
単調で爽やかでさくっと観れる感じ?
感想
んー、観てみて20代になっても青春ってあるのかもって思いました。
何気ないシーンに儚さ?青春っぽさを感じる部分があって、あー普段見落としてるだけで、そういう場面って自分にもあるのかもって思ったし、なんだか、観た後街を歩いてて、特別な気分になれる映画です。いいもの見ちゃった感。
わたしはイヴになりたいけど、キャシー寄りかな。イヴみたいなミステリアスな魅力のある子憧れるなあ。なりたいなあ。って思うけど、わたしなんでも喋っちゃうから(笑)でもイヴみたいにああいう自分のやりたいこと?芯がある女の子でいたいと思うし、自分の考えがある人で居続けたいって思いました。
やっぱり女の子はイヴみたいに自由に、キャシーの天真爛漫であれば最高だと思う!♡
イヴのトレードマーク?前髪パッツンにするシーンが最高にすき。この人、いまはワンレンだけど、パッツンの方が似合ってるのにぃ。頬骨気にになるけど(笑)
ジェームズはちょっとオタクっぽくてわたしは好き(笑)なにかに対して、めちゃくちゃ詳しい人(オタク気質)が好きなんだよなあ。
音楽を作ってうわーーぁってなる感じが見てて気持ちよかったです。クリエイティブなことしてる若い人見るのってすごいアドレナリンが出る(笑)
ベルセバもティーンエイジャーの香りプンプンするのでもっと掘り下げて聞いてみよう。
青春映画観た後の独特な気持ちになりました。何が良いって、青春映画はちゃんと描かれない未来があって、一時的なあの儚い危ういなんでもできそうな感じを映画に収めてるっていうのが好きです。なんでもできそうな感じですよ、、、あのフリーダム感。
わたし一生心があんな感じなのかも。時期が来たら大人にはちゃんとなりたいな。(笑)
とにかくすごくオススメで見てみる価値ありです!
全国ミニシアターで放映しているハズ!上映館を調べて行ってみてください!
ずっと行ってみたかったああいうミニシアターに行けて嬉しかったし、もっと行こうと決めました(笑)
ぜひチャレンジしたことない方もこのとっつきやすい『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』からミニシアター生活始めてみてください。♡
秋はみんなでボーラーハットかぶりましょーーー!