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【きっと絶望って、ありえたかもしれない希望のこと】初恋と不倫

 

 

お久しぶりです。全然更新しなかったな‥観なきゃいけないもの聞かなきゃいけないもの行かなきゃいけないものが多過ぎて、気持ちをこちらに向けることができずに気づいたら今日、です。これ毎回言ってるっけ(笑)

わたしの中でこのブログを書く時間は確認と衝動の両方を使わなくちゃいけない気がしてだいぶ気が滅入ってしまうのです。もっと気軽に書いていいものなはずなのになんでこんなことに。

 

最近は見れてない映画であるパターソンとベイビードライバーとキングスオブサマーを見に行くのと、もう少し先の銀杏BOYZの武道館公演が楽しみでしょうがないです。TOKYO ART BOOK FAIRも行きたいし、なんていい季節だ。涼しくなってきたし。

 

書き連ねたはいいものの、全部全部こなせるだろうか。実際にアラーキーの写真展は行き損ねたし、いつだって時間ばっかりあって、お金が足りないので、取捨選択に取捨選択を重ねばならないのだ。くそう。なんだかんだで休日に昼過ぎまで寝てしまうのをやめればいいのでは、という圧倒的な答えは出ているのですが。大人になったら逆にお金はあって、時間はない、になるのだろうか。こんな幸せな日常を殺さないためにも今から休日9時ごろに起きれる体を手に入れたいです。服も欲しいし、本も欲しいし、CDも欲しいし、映画館で映画も観たいし、展示に出掛けてグッズも欲しいです。

 

どうでもいいと言われたら、返す言葉もないのですが、ここ2年ぐらい、髪の毛をずっとブリーチを繰り返して奇想天外な色に染めてたのですが、最近髪の毛を黒に染めました。わたしの服装の色味がパッと明るくて、キャラクターっぽい服(笑)が多かったので、髪色をその感覚で選んでいて。レインボーカラーは一周したんじゃないかなってぐらい。アホなのかな???????

でも少し周りの人の雰囲気が変わったのを感じたというか、周りの人自体はあんまり変わったりしてないんですけど、一人一人が変化しているように見えてきたんです。少しずつ違う人みたいに変わってく感覚がありました。それでなんか大人になればわかるのさ、子供のままじゃわからないそうだ(くるり)と思って、見た目から変化してみました。

 

その周りのちょっとした変化というのが、例えばみんなもっと目立ちたがり屋だったような‥とか、もっとお前は人の話聞かないやつじゃなかったか、とかそういうの。目に付くのは良い変化ばっかり、もしくは、わたしがいままで皆んなのそういう部分を見れていなくて、やっと気づいた側面、だったのかもしれないです。

 

波紋みたいにそれがちょっとずつ広がってわたしのところまできて、わたしの変化もきっとだれかに影響していく。髪色はともかく、人と人とは影響されあって、関係し合って、人は移ろい変わりゆきながら、完成されていくんだと思いました。

最近そういう実感に改めて気づけたきっかけはこの本。

 

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ドラマ脚本家・坂元裕二さんの初恋と不倫。

不帰の初恋、海老名SA カラシニコフ不倫海峡の2つのお話です。往復書簡といって、書簡体小説で、どちらも男女2人の手紙、メールのやり取りで物語は進んでいきます。私の大好きな"最高な離婚"、"カルテット"をはじめとする素晴らしいドラマを世に生み出した人です。"それでも生きていく"、"いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう"、"問題のあるレストラン"なんかも記憶に新しいですね。確か、スピードワゴンの小沢さんも坂元さん好き。

 

記載されてる文章全てが、手紙やメール、つまり人が人に宛てた文章で構成されているわけですけど、主人公たちは人に向ける文面にこういうことを書くのだな‥と思うたびに、自分の中だけにこの主人公たちが息づく感覚がするんですね。物語の進行に関係なく、人柄が透けて見えるような、人が人に送る綴られた愛らしい文章を読む喜び!些細な言い回しや、繰り返されるその人独特の返答の仕方の癖などで、その人の輪郭を映し出す。こういう書き方だから、小説が小説として終わらず、わたしたちのこれからの生活を励ましたり、導いたりしてくれるものになる。

自分が思い悩んだ時に、「○○ならどうするだろう‥」というように。なんだか、無宗教だけど、自分と一緒に世界を切り開いてくれる神様みたいだ。

 

 

インスタグラムにも書いたのですが、わたし、苦手な人のごはんを食べる姿がすごく苦手で、なんといったらいいか、キライな人の欲を見るのが辛いんです。自分が食べたいものを選んで口に運ぶ、その行為が欲の中でもすごくパワーがあると思っていて、生命の意思というか、「人生続けます!」って感じて、ちょっと怖い。でも、それが逆に好きになれるような本です。自分にとって、キライな人でも怖い人でも、私と同じように時間が経ったらお腹が空くし、力いっぱい踏ん張るためにご飯を食べますよね。みんな同じなんだなって思うし、人の欲を肯定できるような。

 

これもインスタグラムに少し書いたのですが、私の中の考えの1つに、どんな自分も相手も否定せず、直そうとせず受け入れ合える学生時代はとんでもなく奇跡だと思っていて、それは今だけの特別な時なんだと思ってたんです。

でも、ずっとこれからも人は関わり続けて、交わったり交わらなかったりする思いをそのままにし合うことができる希望。人が生きていく上で、人は人のことを考えずには生きていけないのです。完全に理解することや分かつことは難しくとも、理解しようとし続け合いたい。他人の人生に迷い込みたい。誰かの汚いものが、わたしにとって落ち着くものであってほしい、またその逆も。そうやって知らない者同士がきっかけを作りあって、生きる力を育てていくんですね。

 

 

‥なんだかわたしの感想はとても陳腐ですが、ぜひ読んでみてほしいので、抜粋したものを。タイトルも本文からです。

 

わたし、こんな風に思うんです。君の問題は君ひとりの問題じゃありません。お婆ちゃんの団地の川で女の子が溺れ死んだ話したでしょ。誰かの身の上で起こったことは誰の身の上でも起こるんですよ。川はどれも繋がっていて、流れて、流れ込んでいくんです。君の身の上で起こったことはわたしの身の上にも起こったことです。

 

 

 

どちらの話も好きだけど、初恋の方は瑛太満島ひかり感があって何度も読み返してしまいます。

不倫の方は読むと、なんだかこのままではいけないなと心から思うのです。社会は繋がっているし、どこで起きたことであろうとわたしの心は反応します。

 

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